
ブログ#308 デジタルサイネージとLUMIX S5MarkⅡ
私が今、デジタルサイネージのコンテンツを含め、写真や動画の撮影に使用しているカメラが「LUMIX S5MarkⅡ」である。発売前から話題性があり予約が殺到。生産の遅れから手元に届くのはGW前と聞いていたので、4月末の仕事が終わってから使っていこうと思い2月13日に予約を入れておいた。それまでは前機種の「LUMIX S5」で十分?に対応できる。ところが、なぜか2月15日には、私のもとへ届いてしまった。仕事上LUMIXさんとの付き合いは無いので優先される理由もないが、思いもよらずに早めに届いてしまったカメラを1ヶ月も開封せずに寝かしてしまった。早々に予約を入れたのに未だにカメラが届いていない方々に申し訳ない気持ちである。
仕事の切れ目を機会に、開封しやっと実機に触れることになる。S5とS5MarkⅡの違いはメーカーサイトやYouTubeなど多くの情報があるので、興味のある方は調べてもらいたいが、像面位相差オートフォーカスや手ブレ補正など、多くの新しい技術が入ったこのカメラは、後継機種というより別のカメラと思うような操作感であった。ファンクションボタンやメニューの設定など、未だに悩みながら使いやすいカスタムの設定中だ。お得なレンズキットやキャッシュバックなども含め、これだけのスペックをもったカメラの金額の低さは、「LUMIX」というパナソニックのカメラブランドの新たなムーブメントを起こすきっかけになりそうだ。私も何故かSONYのカメラが好きになれずに、動画カメラはずーと「Panasonic」を使って来ている。名機のGH5以前は、「AG-HMC155」や「AG-HPX250」などの、いわゆるビデオカメラを使用していた。しかし高画質を考えればミラーレス一眼に移行せずにはいられなかったのだ。しかし私はやはり「Panasonic」が好きなのである。LEICAとの技術提供もその大きな要因だと思っている。
GH5からS5への移行の時は、センサーサイズやレンズマウントの違いから、多くの機材の入れ替えを伴い負担が大きかった。しかし、今回はマウントも同じなので、カメラゲージなどの周辺機器のみの整備で大丈夫そうである。6月には更にハイグレードな「S5MarkⅡX」が発売される。その時点でのさらなる乗り換えも考慮しながら、今後のカメラビジョンを考えていきたい。LマウントレンズもSIGMAなども良いレンズが増えてきているので今後が楽しみだが、レンズ沼は底なしなので多くの危険が潜んでいる。つくづく思うのは、こんなに安くて優秀なカメラから「映像制作の世界」に入れる今の若い人たちが羨ましい。さて、今年、還暦を迎えた時に手にしているのは「S5MarkⅡ」か「S5MarkⅡX」か、それとも全部処分して、「RICOH GR IIIx」でスナップを撮っているか?私の希望は「RICOH GR IIIx」でスナップ人生である。
April 2nd, 2023 Toyosaki’s blog