デジタルサイネージの広告

デジタルサイネージを導入する目的は様々だが、大規模なネットワークを組まない
小規模舗の場合、最大の目的は「広告媒体」としての導入が一番多いのではないか。
デジタルサイネージを訳すと「電子看板」なので「広告看板」をイメージする人が多いようだ。
ではその「広告」にはどんな歴史や種類があり、今日に至っているのであろうか。
このページでは広告の歴史や、広告のデザイン、キャッチコピーや宣伝方法など、
私たちの生活に密着している「広告」について思っていることを綴ります。


ブログ#016 デジタルサイネージで配信する「広告」のあり方を考えてみる

デジタルサイネージのコンテンツ制作サイトを立ち上げてみたものの、実際に問い合わせや相談を受けていると、このサイト自体が「広告代理店」であることがよくわかる。ユーザーは常に「売りたい商品」「売りたいブランド」が明確であり、どうしたら効果的な「広告コンテンツ」を提供できるか考えなくてはならない。これはまさに「広告代理店」の仕事であろう。弊社が映像制作会社であるとか、デジタルサイネージのコンテンツ制作会社であるとかは関係なく、クライアントは「売れる広告」を求めている。そのためには「売れるキャッチコピー」「売れるデザイン」は当然として、ユーザーが何を求めているのかを考え続けなくてはならない。私は今まで演出やディレクターのポジションで仕事をしてきた。マーケッティングは素人である。そんな言い訳は通用しないので毎日が勉強していくしかない。日本や世界のこれまでの広告の歴史から学ぶ事も多いが、これからマーケッティング戦略を一度整理する必要があるだろう。世の中はモノを創る事よりマーケッティングが優先だと感じてしまうのは寂しいので早くマーケッティングに長けたパートナーを見つけるしかないと感じている。これ以上はブログでは書ききれないので「デジタルサイネージにおける広告のあり方」については専門ページを開設して詳細を書くことにしよう。また宿題が増えました。

January 24th, 2020 Toyosaki’s blog


ブログ#033 デジタルサイネージと広告コンテンツ

デジタルサイネージを導入したショップや、これから導入を考えている人は、デジタルサイネージを導入したらどのような配信を考えているだろうか?色々な可能性を持っているデジタルサイネージだが、機材の導入とは設備投資であり、導入してどれだけのメリットがあるかを考え導入に踏み切る。そのメリットとは「集客」「販売促進」「お店のイメージアップ」「ブランディング」「話題性」など、その価値観は経営者の価値観で決まる。しかし経営者であるならば、ます考える事は「利益」である。そうなればデジタルサイネージの配信コンテンツに順位をつけるならば、まず「広告」に力を入れるであろう。ではその「広告」のあり方とはどうようなものなのか。私も模索し続けているが答えは出ない。いや出るはずがない。ここでは「広告」の種類などを紹介しようと思う。ブログの「デジタルサイネージの広告」では、広告そのものにフォーカスを当てて掘り下げるので、そちらを参照して頂きたい。ではデジタルサイネージの広告とはどんな種類があるのか。それは簡単で「良い広告」と「悪い広告」である。何を持って良いか、悪いかを決めるのは個々の判断である。これは広告だけでは無く、音楽であれ、映画であれ、小説であれ、写真であれ、私にとってジャンルなどは存在しない。グッド・ミュージックかバッド・ミュージックかグッド・ムービーかバット・ムービーかしかない。大切なことはその基準を自ら持つことである。そのためには「良いもの触れる」努力を怠ってはいけない。そして年月もかかる。昔良いと感じたモノが、それ以上のモノに触れ続けることで良いと感じなくことがある。感性が向上しているのだ。逆に昔感じた感動が、いつ見ても変わらなく感動できるのであれば、それはあなたにとって本物である。少し乱暴な内容になったが、これは「モノを創る」場に身を置きたいのであれば避けては通れない覚悟であると私は思っていまいる。自分の中に「GOOD」と「BAD」の基準が無ければ、確信の持てる広告など作れるはずがない。そして更に、あなたが作った広告を大勢の人が評価する。評価されれば生き残るだろうし、評価されなければ生き残れいであろう。それも長い年月の評価が続かなければ。テーマと少しかけ離れた感はあるが、デジタルサイネージ広告とあり方とは「GOOD」であり、「BAD」ではいけないのだ。もちろん何時も自分にも厳しく言い聞かせているつもりである。

June 10th, 2020 Toyosaki’s blog


ブログ#041 広告の歴史

広告や映像制作の世界に身を置いて30年になるが、今まで独学であったわたしは常に現場から学んでいたので、あまり過去から学ばない人間である。このサイトやブログを始めてから色々な事と検索し学習をはじめられたことはありがたいことである。しかし「広告のない商品は、暗闇で売るようなもの」とは誰の言葉であったかも思い出せない。「広告」とは字の如く「広く告げる」で明治維新後に入ってきた外国語の「Advertisement」を翻訳した言葉。「Advertisement」の語源は「特定の方向や対象に向けて注意を促す」。この時点でマーケティングの違いが現れている。人類はいつ頃から「広告」を出してモノを売るようになったであろうか?広告の起源には諸説あるが、ひとつは5000年前のバビロニアで発明された説。当然、当時には現在のような紙などはなく、煉瓦に象形文字を刷り込んだものが一般的であったそうだ。煉瓦に王の名前や建立したお寺の名前を刻むことで、それ自体が宣伝になるという目的。どちらかと言うと「広告」より「看板」のイメージ。もうひとつが、紀元前2500年ごろの古代エジプトで発見された化粧品の宣伝文で、現存する最古の広告らしい。パピルスに書かれたビラのようなもので、キャッチコピーは「この化粧品を使えばどんな老人でも若くなる。百万回も実証済み」素晴らしいのは、当時から女性をターゲットにていたことと、人間の心理の変化をしっかりと考えたコピーだということ。現代ではこのコピーでは誰も買わないと思うが、訴求の方向性と実績数字を使って信頼性を高めるという手法は、現代となんら変わらない。また広告代理店も紀元前から存在していたらしい。近代的な広告代理店は1800年代のイギリスで広告主から手数料をもらい、新聞広告のスペースを代理で購入したことが始まりと言われている。日本の広告は江戸時代頃から本格的に広まり、瓦版など、情報を周囲に知らせるという目的で使用された。その後看板や引き札、のれんや幟へ。そして新聞・雑誌・ラジオ・テレビの普及と共に、媒体を変えながら広告が掲載されていった。現在ではマス広告に加えて、インターネット広告、交通広告、屋外広告など様々な種類が存在する広告だが、良い広告であるからと言って商品が売れる訳ではない。ストーリーのある良い商品だからこそ、良い「広告」が生まれる。そして広告誕生から5000年経った今、日常はすごいスピードで変化し続けいる。しかしそこに生きる私たちの価値観や本質は変わっていないのかも知れない。

July 1st , 2020 Toyosaki’s blog


ブログ#043 日本の広告の歴史

今回は、日本の広告の歴史を振り返ってみたいと思う。日本の広告は江戸時代の初期に広まった、お店の「暖簾(のれん)」と「看板」がはじまりと言われている。その後「読み売り」と呼ばれる宣伝業者が登場した。「読み売り」はチンドン屋の元祖的な存在で、瓦版の記事を、言回しを面白くし節を付けるなどの手法で大衆を惹き付け、瓦版の販売をしていた。「読み売り」は「読売新聞」の由来でもある。最近はチンドン屋も見なくなったが、私の知り合いに現役のチンドン屋がいるので必要な方には紹介します。また、瓦版とは別に「引き札」と呼ばれる商店や問屋などの広告チラシもこの時代に生まれている。初期の引き札は1色から2色であったが、文明開化と共に木版画、石版、銅板などの活版印刷の発展と共に色鮮やかな引き札となり、商品チラシ、折り込み広告、手配りビラなどとして広まっていった。第二次世界対戦が終戦し、景気が上向きとなり高度経済成長期に入ると、日本には多くの変化が起こってくる。その1つが、ラジオに代わりテレビ放送が開始されたことである。テレビが普及しテレビ広告市場が急激に拡大していき、新聞、雑誌、ラジオ、テレビの「4大マス広告」が確立される。1990年代に入り、日本は「バブル経済」と呼ばれる時期に入った。それに応じて「4大マス広告」も黄金期といえるほど、広告に予算を使った時代である。しかし、2000年代前半からバブル経済が崩壊を迎え、経済状況が悪化をしていく。当然4大マス広告も徐々に縮小傾向に向かう。また同時に、インターネットの普及が目覚ましく進歩し、携帯電話でも気軽にインターネットを利用できる環境へと変化していくと共に、インターネット広告が普及しはじめる。その多くは、バナー広告やアフィリエイト広告、リワード広告、リスティング広告などであった。このようにして、日本の広告市場は一定の「マス広告」の需要を残しながらも「インターネット広告」へ大きくシフトして来たのである。そして、デジタルサイネージも広告媒体のひとつとして普及が加速している。デジタルサイネージは単なる広告媒体に止まらない情報発信メディアだが、やはり広告としても役割も大きい。現代はネットも含め「6大マス広告」の戦国時代に入っているのかも知れない。

July 6th, 2020 Toyosaki’s blog