第五巻 デジタルサイネージのファイル形式・音声

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第五巻,デジタルサイネージのフォーマット

第五巻では、デジタルサイネージで使用される映像や静止画、音楽のファイル形式、
コンテンツを再生させる機器、メディアプレーヤーのおすすめなど、
我々の身近になったデジタルサイネージの「ファイル形式」の虎の巻です。

コンテンツのファイル形式

 デジタルデータを扱う上でよく使われる言葉にファイル形式、又はフォーマットがあります。ディスプレイの取扱説明書にも使用出来るはファイル形式やフォーマットなどの記載があります。ファイルは「書類」でフォーマット「書式」なので明確な違いはありません。デジタルサイネージの世界ではファイル形式が一般的に使われているようです。

ファイル形式の種類

 コンテンツのファイル形式は動画、静止画とも多く存在します。大きな違いはデータの圧縮方法です。出来るだけ綺麗な状態でなるべく軽く(データ量を少なく)する事でファイル形式は発展してきました。また時代と共に進化していく分野なので、近年使用されている代表的なフォーマットのみをご紹介します。

 静止画のファイル形式は主に「JPEG」と「PNG」に分かれます。写真などの実写画像の場合は「JPEG」、デザイン主体のイラストの場合は「PNG」形式の静止画ファイルが利用されることが多いです。また最近では主にWeb用の静止画ファイル形式で「WebP」が登場しました。「WebP」米Googleが開発している次世代画像ファイル形式で軽くて綺麗なことから、今後インターネット上での普及が予想されます。近い将来デジタルサイネージの静止画ファイル形式にも採用されることでしょう。

 動画のファイル形式は静止画よりも多く存在します。デジタルサイネージで主に使用されるのは「MP4」「WMV」「MOV」「H.264」などです。

 音声にもファイル形式がいくつくか存在します。主に使用されるのは「AIFF」「WAV」「MP3」「リニアPCM」など、音質によって異なります。

ファイル形式で注意するべきこと

 注意しなければいけないのが、静止画も動画も音声も、使用するサイネージの機種によって再生出来るフォーマットが違うことです。低価格なディスプレイでは「JPEG」は再生出来るが「PNG」は再生出来ないものも見かけますので静止画のファイル形式で最も再生率が高いのは「JPEG」と言えるでしょう。コンテンツの制作時には再生出来るフォーマットを確認することが大切です。最近では静止画のフォーマットを無料で変換してくれるサイトも存在するで利用するのも良いかもしれません。

 また、デジタルサイネージの機種によっては縦型で使用する場合でも、コンテンツは横向きで制作しなければならない機種もあります。静止画の場合はPC上で割と簡単に縦横を変換できますが、動画の場合はムービー編集ソフトで編集をしなければいけませんので注意して下さい。


デジタルサイネージのコンテンツのフォーマット
デジタルサイネージのファイル形式は怖くない

デジタルサイネージのコンテンツの音声
デジタルサイネージ、実は音声が大切なんです

コンテンツの音楽とナレーション

音声(音楽とナレーション)の重要性

 デジタルサイネージは当然ですが音声の再生が可能です。屋内用のコンテンツであれば、BGVなどは、耳障りにならない音楽などでも良いですし、店舗内であれば、店舗のBGMを生かしサイネージの音声は切ってしまう場合もあります。しかし本来であればそのコンテンツにあった音楽が付くのが理想です。映像と音楽の関係はとても大切な要素です。屋外用サイネージの場合は、設置する環境によって音声を流してよい場所と流せない場所に分かれます。流せるようであればコンテンツにあった効果音やインパクトのある楽曲で注意を引く事もできます。

ナレーションの効果

 より具体的な情報発信の場合はナレーションを入れるのも効果的です。文字だけでは伝わりづらい情報もナレーションにすることで視聴者に伝わる効果は数倍に上がります。実は人間は目から入る情報よりも耳から入ってくる情報の方が記憶に残るとの説もあります。一度聞いた人の声や音楽は忘れないことも当てはまりますね。ナレーションを入れる時に注意したいのが音楽との音量がランスです。簡易的で小さなスピーカーしか搭載されていないディスプレイも多く、ナレーションを入れる場合は音楽がナレーションを邪魔しない様に心がけましょう。ただし屋外では、音量制限があるため、音声つきの動画は設置場所での音量規定を確認しておきましょう。


 そして今後は音声がコンテンツの優劣の判断材料になるくらい重要になることでしょう。今までは設置場所の問題等やコンテンツの内容から音声が軽視されてきました。コンテンツ制作に携わるひとりとして音声を抜きにてデジタルサイネージを創ることはできません。画像と音声のコラボレーションが本来のデジタルサイネージのコンテンツのあり方だと私は思っています。


メディアプレーヤーは何がベストか?

メディアプレーヤーの種類

 デジタルサイネージのメディアプレーヤーはどれ位の種類があるでしょうか。再生フォーマットや接続できるケーブルの種類、再生配信できる映像の数等、世界中の技術メーカーが多種多様なメディアプレーヤーを開発・販売しています。あまりにも多機能なメディアプレーヤーは高価ですし、実際は使用しない機能もあるはずです。使用する目的に合わせた購入が一番ですが、今後のデジタルサイネージの運用ビジョンを考慮して購入するのもひとつでしょう。

おすすめのメディアプレーヤー

 デジタルサイネージの表現として数台ディスプレイを連動してマルチディスプレイが魅力のひとつです。ピクトパスカルではマルチディスプレイでも、1台の運用でも世界ナンバーワンのシェアを誇るBrightSign(ブライト・サイン)社のメディアプレーヤーを使用しています。米国カリフォルニア州に本社をおくBrightSign社は、2002年創業。世界中のデジタルサイネージ市場向けに、メディアプレーヤー”BrightSign”、無料のオーサリングソフト”BrightAuthor”、ネットワークソリューションを提供しています。100万台を超える出荷実績を誇り、デジタルサイネージ市場のリーディングカンパニーとして世界中で広く認知されています。ローコストで安定性が抜群。多彩な機能で魅力的なデジタルサイネージの運用を実現します。


 ピクトパスカルはBrightSign社の正規代理店ではありませんが、正規代理店との取引で、確実で安全なデジタルサイネージの運用、システム構築に取り組んでします。

デジタルサイネージのメディアプレーヤー
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