第六巻 デジタルサイネージのディスプレイ

TOP | 虎の巻 | 第六巻
第六巻,デジタルサイネージのディスプレイ

第六巻では、デジタルサイネージで使用されるディスプレイとモニターの種類、
大きさ(インチサイズ)は?、解像度はHDか4Kか?液晶かLEDか?台数は?スタンドは?など、
我々の身近になったデジタルサイネージの「ディスプレイ」の虎の巻です。

ディスプレイの解像度はHD or 4K サイズは?

 はじめにデジタルサイネージで使用する筐体をディスプレイと呼ぶかモニターと呼ぶかという素朴な疑問があります。実際にデジタルサイネージを販売手いるメーカーでも呼び方は様々です。ピクトパスカルの見解としては情報を発信する用途は「ディスプレイ」。情報を監視する役目は「モニター」と解釈しています。コンテンツ制作で用いるPC用は「モニター」で、出来たコンテンツを配信するのは「ディスプレイ」としています。どちらにも決まりはありませんが、ここでは「ディスプレイ」でお話しを進めます。

ディスプレイの解像度

 ディスプレイの解像度は大きく分けてHDと4Kがあります。店内の小型ディスプレイなどの低解像度SD(720×480)などもありますが、現在の主流はHDです。


■HD (フルハイビジョン)解像度1080×1920
 現在の地上波で使用されているテレビモニターの一般解像度です。20インチ〜42インチまでのモニターならHDの解像度で充分といえるでしょう。


■4K (ウルトラハイビジョン) 解像度2160×3840
 4Kは近い将来HDに変わって主流になると言われていてHDの4倍の解像度があります。小さなモニターでは効果は少ないですが、40インチを超えるモニターだと、その鮮明な画質の差は歴然です。ただし4Kディスプレイを購入してもコンテンツが4K解像度でなければ意味はありません。コンテンツも4Kが主流になる時代はそう遠くはないはずです。いずれは8Kディスプレイも登場してきますが、コンテンツ制作が追いつかなくなるのが現状でしょう。技術者の探求は素晴らしいのですが普段の生活の中では4Kで充分な解像度だと感じています。

ディスプレイの大きさ(インチサイズ)

 ディスプレイの大きさも5インチ〜100インチ以上まで種類は豊富で、設置スペース応じて選べる点もメリットです。例えば店舗ならショーウィンドウには大型ディスプレイ、製品コーナーにはタブレットと使い分けることで、お客様の目に触れる情報を増やせます。

 映像技術はハードもソフトも急速に発展しています。そして低価格販売の流れも加速する事でしょう。技術の進歩に合わせ、その都度買い換える選択もありですが、数年先を見越して4Kから導入する方も多いようです。また、会社であれば経費削減としてレンタルという選択もあります。最近ではモニターディスプレイの低価格化に伴い、長期リースや短期レンタルを行うサービスも増えてきているようです。

ディスプレイの解像度
これからは4Kディスプレイの時代へ

デジタルサイネージのディスプレイの数
ディスプレイの数は無限大。スタンドはおしゃれに

ディスプレイの台数は?スタンドは?

ディスプレイの台数は無制限

 デジタルサイネージで複数のディスプレイを運用する場合のスタイルは2つです。ひとつはディスプレイの台数分コンテンツが存在したばらばらで運用するスタイルです。たとえば店舗内の各コーナーに設置して、そのコーナー特有のコンテンツを配信して効果を得る例です。そしてもう一つがディスプレイを数台連動してマルチディスプレイとしての見せ方がそのひとつです。

 これは大規模な店舗に限らず、小店舗での導入も可能なシステムです。最低2台のディスプレイがあれば、様々なマルチコンテンツを作る事が出来ます。一見ばらばらのコンテンツが放映されている用でも、何かのタイミングで全てのディスプレイが連動するというインパクトを与えることができます。

ピクトパスカルのアーティスティック・サイネージ・システム

 ピクトパスカルはアミューズメントのプロジェクションマッピングの経験を生かし、デジタルサイネージと最新テクノロジーが融合した新たな空間演出を提案しています。単なるマルチ映像の効果だけではなく、音響の最先端技術である「空間立体音響システム」を導入した映像と音楽の融合システムです。ホテルのエントランスやロビー、バーコーナー、空間デザインを大切にしたお洒落なレストラン・ラウンジ、ショールームなどデジタルサイネージを利用したアートギャラリーにして話題を集めて下さい。

ディスプレイの豊富なスタンド

 そして、ディスプレイには欠かせないスタンドの種類も豊富です。設置が簡易なイーゼル型や屋外用の防水ディスプレイ一体型、最近では壁に直接設置するケースも多く見られます。また、ディスプレイのフレームを含めスタンドそのものをおしゃれにデザインした商品も販売されています。木材や竹を使用したナチュラルな質感で和風の雰囲気にマッチしたスタンド。レトロなテレビに埋め込まれたスタンド。天井から吊るすタイプのスタンドなど、これからはデジタルサイネージのスタンドデザインからも目が離せません。


デジタルサイネージのディスプレイはLEDか液晶か?

ディスプレイの種類

 デジタルサイネージのディスプレイは、大きくLEDビジョンと液晶ビジョンに分けられます。どちらを使うかは、設置場所の環境、屋外屋内で使い分けるのが好ましいでしょう。どちらもモニターとして使用されますが、ここでは内部構造から、LEDと液晶の機能面の違いを解説していきます。


 LEDはアルミやカーボン素材の筐体表面にLEDモジュール(LED素子)がついていて、電源と映像信号を送って映像を表現をしています。

 液晶はパネルのバックライトをカラーフィルターや偏光フィルターなど、何枚ものフィルターを通り光の量を調整し視覚化されます。バックライトの光源を何枚ものフィルターを通すのでLEDに比べると光の輝度が弱い特性があります。日中だと暗く見えることがあります。LEDは光源そのもので映像を表現しますので、外光に負けることなく映像を鮮明に表現する事が可能です。

 また、LEDは1枚ずつモジュール化されているので、1枚としてでも1000枚を1面としてでも、様々な大きさや設置場所に対応できるといった点が違うところです。この特性を活かした例が大型コンサートです。コンサートでは何百枚ものLEDを自由な形、大きさにくみ上げの映像演出しているのです。これは液晶モニターでは実現できない、LEDビジョンの最大のメリットです。

デジタルサイネージのディスプレイのまとめ

 デジタルサイネージのディスプレイを選択するアドバイスですが、屋内での仕様であれば液晶ディスプレイで42インと中心に設置する場所によってサイズを変え、初めは個別のコンテンツ配信でデジタルサイネージ運用の目的を果たしましょう。徐々に効果的な運用や台数を増やすなどして理想のススタイルに近づけていくことをおすすめします。

デジタルサイネージのディスプレイはLEDか液晶か?
LED VS 液晶