
第四巻 デジタルサイネージの効果と
メリット・デメリット、特徴
デジタルサイネージの導入・配信で
得られる効果とメリット・デメリット
第四巻は、デジタルサイネージは、どのような効果とメリット・デメリットがあるのか?
最大の特徴であるインバウンド対応やネットワークやタッチパネル対応の柔軟性など、
我々の身近になったデジタルサイネージの「効果とメリット・デメリット、特徴」の解説です。

デジタルサイネージの効果 | メリット | デメリット | 最大の特徴
デジタルサイネージの効果
デジタルサイネージの導入による効果は、販促効率の面、運用コスト面、広告媒体の効率運用の面からも、これまでの広告媒体にはなかった大きな効果が期待できます。
■販促効率の拡大化の効果
・通行者に注目されるダイナミックな訴求力がある
・複数の情報を1台のPCで配信することが可能である
・宣伝活動における認知効率の拡大効果がある
■運用コストの削減/社会貢献の効果
・配信拠点を集約することによる業務の軽減につながる
・受付や案内対応の人件費の削減効果がある
・メニューサイネージでオーダー処理の効率化が図れる
・ペーパーレス、CO2削減などで、社会貢献することができる
■広告媒体の効率運用による収益拡大の効果
・配信場所(地域)の価値向上による集客効果がある
・広告掲載枠が増えることによる広告費の売上拡大効果がある
・広告配信によるブランディングを高める効果がある


デジタルサイネージのメリット
■デジタルサイネージの即時性と柔軟性によるメリット
デジタルサイネージの多目的で柔軟な配信によるメリットは、これまでの看板やポスターとは一線を画しています。即時性と柔軟性の面、運用性と利便性の面からも数多くのメリットがあります。
■デジタルサイネージの即時性と柔軟性によるメリット
・ネットワーク型の配信システムでは情報の更新もリアルタイムで可能である
・天候や様々状況などに合わせて効果的に配信内容を変更することができる
・曜日、時間帯など、いつ何を表示させるか、柔軟なスケジュール配信が可能
・宣伝したいターゲットに絞って広告時期・時間を調整できるメリット
・SNSなどとの連携でリアルタイムでのコミュニティー配信が可能である
・Webサイトにアクセスしてリアルタイムの情報を配信できるメリット
■デジタルサイネージの運用性と利便性によるメリット
・ひとつのディスプレイ画面で複数の情報を伝えることで、省スペース化が可能
・複数台を一括管理することで、人手を抑えコスト削減につながるメリット
・インタラクティブなど、ユーザー参加型のコンテンツを作成し使用できる
・タッチパネル式で利用者が必要とする情報簡を簡単に引き出すことができる
・複数台のディスプレイを連動し制御させたマルチコンテンツの配信が可能
・筐体が軽量のディスプレイであれば設置場の変更が容易に行えるメリット
■デジタルサイネージの表現力と価値観の向上によるメリット
・静止画だけではなく、動画を流すことができることが最大のメリット
・より多くの情報を管理して柔軟な配信プランを組むことができる
・豊かな表現と高い視認性で視聴者を惹きつけることができるメリット
・より具体的に「モノ」や「コト」について効果的に伝えることができる
・芸術的に優れたコンテンツで空間演出し、空間の価値向上が図れる
・メーカーやお店のブランディングやイメージの向上につながる
・街やその空間の美化と地域活性の推進に貢献出来るメリット
・近年増加し続けている外国人観光客のインバウンド対策に効果が発揮できる
デジタルサイネージのデメリット
その効果やメリットから、あまりデメリットが無いイメージのデジタルサイネージですが、いくつかデメリットを挙げておきます。
■デメリット① 初期費用
これは当然掛かるものですが、注意したいのは、配信の目的に合っていないデジタルサイネージを購入すると、買い替えであったり、高額なディスプレイなのに、その機能を十分に発揮しない結果になってしまいます。
■デメリット② ランニングコストがかかる
・まず、電気代や修理代などのデジタルサイネージの筐体の維持費が掛かります。
・大きな負担が、コンテンツ制作です。効果的な運用をするためには、動画や静止画のコンテンツが複数必要になります。コンテンツの更新頻度が少ないとイメージが下がってしまう場合もありますので、コンテンツ制作費はしっかりと確保しておくべきです。
・クラウドやネットワーク配信を業者に委託する場合は、契約料や月額の固定費が掛かってきます。
■デメリット③ 故障のリスクがある
電子機器なので当然故障のリスクがあります。特に屋外用のデジタルサイネージ場合は故障のリスクも高くなります。また海外製の安いディスプレイも故障しやすく、アフターサビスがない場合もありますので注意しましょう。
■デメリットをカバーするために
デメリットをカバーするために下記のページも参考にしてください。
デジタルサイネージの比較
「デジタルサイネージの比較と購入のポイント」
ピクトパスカルの低価格なコンテンツ
「デジタルサイネージ・コレクション」
デジタルサイネージの配信アイデア
「デジタルサイネージ【社会の窓】」


デジタルサイネージの特徴を生かした効果とメリット
デジタルサイネージの特徴は多くありますが。最新のデジタル技術が生み出す多機能で柔軟なシステムが、最大の特徴といえるでしょう。
■多国言語でインバウンドに対応
コロナが収束し、2025年の大阪万博へ向けて、再び日本の外国人観光客は増えると予想されています。デジタルサイネージの特徴は数多くありますが、インバウンドへの対応は他のメディアと比べても、はるかに柔軟な対応能力を持っていると言えるでしょう。
もちろん、インバウンドを考慮したコンテンツを制作することが前提ですが、英語をはじめ、多くの多国言語を瞬時に切り替えて表示できることや、インタラクティブな機能を使用して、ユーザーが言語を選択することも可能です。外国人観光客をターゲットしているサービスでは、デジタルサイネージの導入・運用によるインバウンド対応が最も効果的な方法です。
■複数台を一括コントロールできる柔軟なネットワーク
複数台のデジタルサイネージを一括コントロールする方法は大きく2つに別れます。一つは、同じ情報やコンテンツを、同じタイミングで切り替えなら複数のディスプレイに配信する方法です。これは災害時の避難情報やニュース速報など、大切な情報をより多くの場所で、より多くの人に配信できるので情報の共有力が優れています。
もう一つは複数台のディスプレイに、複数のコンテンツを配信して、空間全体を演出するネットワークです。どちらかというとエンターテインメント性であったり、話題性を狙った広告であったりと、一見複雑で高価なシステムが無いと不可能に思われるような配信も、デジタルサイネージを利用することにより低価格で最大の効果を発揮できるネットワークを組むことも可能です。
■タッチパネルを使用したユーザーファーストの情報配信
タッチパネルを使用したディスプレイは多くの情報を管理できため、飲食店のメニューやファッションブランドや様々なショップのデジタル化とログとして効果を上げています。
多くの人に向けた広告や情報発信から、一人ひとりの為の情報を発信するデジタルサイネージへと多様化に対応しています。
デジタルサイネージの効果とメリット・デメリット まとめ
現在でも様々な効果を発揮し、多くのメリットがあるデジタルサイネージですが、
今後のデジタル技術が進みAI(人工知能)や5G回線などの発展によって、
更に新しい技術を生かした効果とメリットが生まれてくるに違いありません。
デメリットの部分は、多くが技術の開発によって良くなっていきます。
ディスプレイの価格も下がり、配信システムも使いやすくなってくるでしょう。
将来的にもコンテンツ制作をどうやってコストダウンしていくかが課題になりそうです。
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