自作に挑戦!デジタルサイネージの作り方

デジタルサイネージのコンテンツを
自作で作る時のポイント

デジタルサイネージのコンテンツをオリジナルで自作したい方も多いと思います。
ここでご紹介するのは、特定のソフトやアプリの使い方や解説ではなく、
コンテンツ制作で抑えておきたい基本的なポイントをご紹介いたします。
この静止画コンテンツ制作の基本は、今後スライドショーや動画編集にも応用できるので、
このポイントを踏まえた上で、「初級編」「中級編」「上級編」へと展開してください。
デジタルサイネージのコンテンツ制作に使える便利なソフトやアプリは、
「自作をサポートするソフトやアプリ」でもご紹介していますので参照してください。

自作デジタルサイネージの

デザインとは?

参考までに「デザイン」の定義をご紹介しておきます。
デザインとは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。
英語のdesignには本項の意味より幅広く、日本語ではデザインと呼ばない設計全般を含む。
日本語のデザインに相当する英語での用語はstyleである。
デザインの語源はデッサンと同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、
それを様々な媒体に応じて表現することと解される。
ー ウィキペディアより引用 ー

自作デジタルサイネージの作り方【 基本編 】 項目

ー 自作コンテンツの基礎知識 ー

ー 静止画コンテンツの作り方 ー


自作コンテンツの基礎知識

デジタルサイネージのコンテンツは大きく静止画と動画に分かれますが、基礎知識は同じです。
この基礎知識を抑えておくことが、デジタルサイネージで問題なく再生できることにつながります。
最低限理解した方が良い情報に絞りましたので、詳しく知りたい方は勉強してみてください。
なお、動画制作のための基礎知識は動画編で詳しくご紹介します。


①デジタルサイネージ・デザインの三大要素

 広告デザインにおける三大要素は「フォト(写真)」「イラスト(図形)」「テキスト(文章)」といわれています。この3つの要素がお互いの持っている良さを引き出し合い、優れた広告デザインが生まれるのです。

【写真】写真ほど広告の質を優劣させる素材はありません。季節を感じる自然風景や可愛いモデル、美味しそうな食材やインパクトのある商品カットなど、写真をどう使うかがデザイン制作の大きな鍵を握っています。

【イラスト】イラストには「イラスト(絵)」「アイコン」「フレームやテクスチャー(模様)」などが含まれます。イラストそのものがデザインのメインビジュアルになる場合と、写真やテキストを引き立たせる脇役となる場合があります。

【テキスト】テキストには「タイトル」「キャッチコピー」「説明文」などが含まれますが、それぞれの役割をよく理解することが大切です。広告の場合はシンプルな表現が好まれて使われています。

 もちろん、写真にテキスト、イラストとテキスト、またキャッチコピーのテキストのみのデザインにも優れた広告は多く存在しています。


②良い写真を撮影・選択するための三要素

 写真撮影の三要素は「露出」「構図」「ピント」といわれています。では、素材として写真を選択する場合の三要素とは何でしょうか?それは「イメージ」「構図」「カラー」ではないでしょうか。自身で撮影する場合でもこの要素は大切です。

【イメージ】コンテンツの目的が広告であれブランディングであれ、伝えたい情報や目的に合ったイメージの写真であるかが大切です。季節感や素材感、ディテールも含め、明確なイメージを持った上で写真を選びますが、自身のイメージ以外にもぴったりな写真も多く存在しますので、いくつかのイメージに分けて検索することで、より良い写真を発見できる場合も多くあります。

【構図】自然風景や人物、商品やアイテムなど、広告のイメージに合う写真でも、構図によって見る人に与える印象は大きく変わってきます。また広告であればキャッチコピーなどもテキストの大きさや配置も考慮しなければいけません。単純にインパクトや綺麗な写真でも、仕上がりのイメージをもって構図を選びたいものです。また、テクスチャーとして使用したり、トリミングや複数の写真をコラージュしたりする方法もあります。

【カラー】写真の持つ色合いも、見る人に大きなイメージを与える要素です。赤は、活動的・情熱的・感情的。青は、爽やか・冷静・誠実・知的・清潔。緑色は、安らぎ・自然・バランス・調和など、色が人に与える印象も写真の選択に大切な要素です。また、モノクロやセピアなどのカラーも使い方次第で大きな効果をだせるので、選択肢のひとつでしょう。


③イラストやアイコンなど、図形の三要素

 デザインにおいて、イラストを構成する要素は3つしかありません。全てのイラストはこの3種類の応用や展開でデザインされています。デザインというと専門的な知識やセンスなどが必要と思いがちですが、みなさんが小学校、中学校で学んだ図工や美術の知識で十分にデザインすることは可能です。

■イラスト(図形)の3要素
①円:楕円や半円も含めた曲線で描かれたオブジェクト(面も持った形)
②多角形;四角形や長方形も含めた直線で描かれたオブジェクト(面も持った形)
③線:曲線や直線で描かれたライン(面を持たない形)
④以上の3要素を組み合わせて出来たオブジェクト(面も持った形)

 コンピューターが発達した現在は、紙にペンで図形を書く必要は少なくなりました。みなさんがよく使われるアプリでも、イラストが描けないアプリはほとんどありません。今やデザインは「描く」ことよりも「選択」をして進めていくことの方が多いはずです。3つの要素を選択し、バランス良く配置することでデザインは完成されていくのです。

 また、デザインにおいてアイコンは欠かせない素材のひとつです。通常は単色で作られますが、2色や3色のカラーアイコンも有効です。デザイン性の高いアイコンは広告デザインの質をワンランク高めるアイテムです。


④広告におけるテキスト・文章の三要素

 デジタルサイネージの広告デザインにおけるテキスト(文章)の三要素は、「タイトル」「キャッチコピー」「説明文」です。

【タイトル】広告を見る人に最初に届けたい情報がタイトルです。例を挙げれば「SUMMER SALE」や「TIME SALE」などです。ブランディングデザインの場合は屋号であったりブランドメッセージの場合もあります。

【キャッチコピー】広告においてタイトルよりも大切になる存在がキャッピコピーです。人は「言葉」に動かされます。写真やイラストよりもストレートに情報を伝えられるのが「言葉」であり、良い広告を制作する上で最も難しい要素です。

【説明文】広告が商品であれば説明文も必要になってきますが、デジタルサイネージは新聞や雑誌広告などとは違った広告媒体です。必要のない文章はなるべく削って、伝えたいメッセージに絞った文章にまとめることがポイントです。

 また、静止画と動画でもテキストの考え方は大きく変わります。静止画の場合は限られた情報ですが、動画やスライドショーなどは複数のテキストを表示させる事が可能です。コンテンツの長さには制限はありませんが、長いほど情報が散漫されて伝わりづらくなるので4シーン程度にまとめるようにしましょう。


②カラー(色)の基本、光の3原色とは

 広告デザインの三大要素である「写真」「イラスト」「テキスト」全てに深く関わってくるのが「カラー」で、デザイン制作で最も重要な要素のひとつです。

 画像データには当然、色の情報も入っています。デジタルデータの色の表現は、ひとつひとつのピクセルの明るさと色で決まります。また制作するPCや再生するディスプレイのスペックによって表現できる色の数が変わってきます。

 映像の色はR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の光の3原色の「明るさ」の組み合わせで決まります。色のデータを持たないグレースケール(モノクロ)は0から255までの256階調で表現します。これを3原色に当てはめると、約1677万色の色が表現されます。

 もっと細かい微妙な明るさ(トーン)の違いで色を表現する場合もありますが、ディスプレイがその色を再生できるかを確認してからでないと、せっかくのトーンが表現できなかったり、無駄な情報でデータが重く(大きく)なってしまいます。

 もうひとつ大事な事は、制作するPCのモニターもデジタルサイネージのディスプレイも正確な色の再現が出来ていないということです。できればカラーバーなどを使用して、なるべく適正に近いディスプレイの色環境を構築することをオススメします。


⑥デジタルサイネージの画像データとは

 デジタルサイネージはディスプレイ・モニターに画像データを映します。画像データには大きさを表す解像度があります。画像や映像は細かい点の集まりで構成されています。ひとつひとつの点が明るさや色を持っていて、 その点の集まりで写真やイラストが構成されるわけです。そのような点のことを、「画素」とか「ピクセル」といいます。

 解像度は、その画像が縦横に幾つの点(画素・ピクセル)で構成されているかを表します。HD規格であれば、横が1.920ピクセル、縦が1.080ピクセルで、2.073.600個の点で画像を構成しています。4Kであれば4倍の画素数になります。

 よく勘違いしてしまうのが、大きなディスプレイだから、解像度が高いと言うわけではありません。最近のスマートホンでもHDを表示できる物が多くあります。スマホでも60インチのテレビでも解像度が一緒であれば、映し出される画像の解像度も同じです。大きな画面で見るか小さな画面で見るかの違いだけなのです。

 また、解像度の低い写真や画像データを解像度の高いモニターで表示すると、画質が荒くなり汚く見えてしまいます。使用する写真や画像データの解像度にも注意してください。


⑦画像のファイル形式とデータの圧縮

 画像ファイル形式(フォーマット)はデジタル技術の登場から、多くのファイル形式が生まれ、多くのファイル形式が消えていきました。画像ファイル形式はビットマップ画像とベクター画像の2つの種類に分けられますが、デジタルサイネージで使用するのは、殆どの場合がビットマップ画像です。

 よく使われるファイル形式として「JPG」「PNG」「GIF」「TIFF」「WebP」などがありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。ここでは詳細は割愛しますが、基本的な2つを上げるとすれば、フルカラー約1677万色が表現できる「JPG」と「PNG」です。「JPG」のメリットは高圧縮が可能な点。「PNG」のメリットは「透明部分」を使用できる点です。この2つのファイル形式で制作は問題ありません。最終的にデジタルサイネージに入れるファイル形式はディスプレイが再生に対応しているかを確認してください。

 データの圧縮内容はそれぞれのファイル形式によって違ってきますが、あまり圧縮を掛けてしまうと画像が荒れて汚くなってしまいます。静止画の場合であれば高品質で圧縮しても問題が無いことの方が多いと思います。


静止画コンテンツの作り方

ここでは、1枚の静止画デザインを作るために、12のポイントから「考え」て「形」にしていきます。
12のポイントは多い様に思われますが、デザインをする上で大切なポイントとなります。
1枚の静止画デザインができれば、動画はその静止画に動きをつけるだけの作業です。
ここでは縦型ディスプレイ用のデザインで話を進めますが、横型のデザインでも基本的な考えは同じです。


①コンテンツの配信計画を立てる

 コンテンツの制作に入る前に、簡単な配信計画を立てましょう。配信計画といっても、そんなに難しい事ではありません。コンテンツの制作が長期にわたっていくことを考えると、二度手間や無駄が少なく、制作したコンテンツが財産のように、次に反映されていくための計画です。いくつかポイントをあげておきます。

①1日の配信スケジュール:「クリスマス・セール」と「オススメの商品」をループ。
②1月の配信スケジュール:週末のみ「オススメの商品」を3点追加する。
③1年の配信スケジュール:季節や催事に合わせたセースのコンテンツに差し替え。

 このような年間の配信計画があれば、共通して利用できるデザインの要素や、一貫したデザインの整合性や、お店のブランディングなどが整理しやすくなります。最初は無理をせず、簡単なプランで良いので配信計画を立てることをおすすめします。


②コンテンツのコンセプトを明確に

 配信計画が立ったら、次は具体的に制作するコンテンツのコンセプトを整理しましょう。これも、難しく考えることはありません。このコンテンツを見た人に「何を」訴えかけるのかを明確にすることです。よくありがちなのが、多くの要素を詰め込みすぎて、情報が散漫になってしまうことです。デジタルサイネージの良さは、1枚のポスター広告と違って数枚のポスター広告を次々と配信できることです。

■コンセプト例
1枚目:クリスマス・セール 30%OFF NOW ON SALE!12/15〜12/25
2枚目:スクリマスのおすすめ商品① 特売品
3枚目:スクリマスのおすすめ商品② 期間限定品
4枚目:クリスマス抽選会 抽選日12月25日 豪華プレゼント盛りだくさん

 この程度のコンセプトでも、どのような要素を組み込んだデザインすれば良いかが見えて来るはずです。簡単に言えばコンセプトとは「タイトル」と「チャッチコピー」と「最低限必要な情報」です。この3つの要素をデザイン「形」にしていきます。


③デザインする要素(素材)を整理する

 では、実際にデザインの制作に入っていきたいと思いますが、ここでは1枚目の「クリスマス・セール 30%OFF NOW ON SALE」を例にして説明します。

■テキストの整理
①タイトル:クリスマス・セール
②サブタイトル:30%OFF
③チャッチコピー:NOW ON SALE
④情報:12/15〜12/25

■デザイン素材の整理
①デザイン素材:クリスマスのイメージ画像
②フォントor素材:クリスマス・セール
③バックグラウンド:冬や雪のイメージ画像

最低、上記の素材が必要になります。


④コンテンツのサイズ(解像度)を決定

 コンテンツ制作サイズ(解像度)を決めましょう。導入しているデジタルサイネージがHDサイズであればHDのピクセル数で構いませんが、将来的に4Kディスプレイへの更新を考えているなら、最初から4Kのピクセル数で制作することをオススメします。大きな画像は縮小しても大丈夫ですが、小さな画像を拡大すると荒い画像になってしまいます。また、複数台のデジタルサイネージを使用する場合は一番大きな解像度のディスプレイに合わせて制作すると良いでしょう。

■ディスプレイの参考解像度
①HD横画面:横1920ピクセル×縦1080ピクセル
②HD縦画面:横1080ピクセル×縦1920ピクセル
③4K横画面:横3840ピクセル×縦2160ピクセル
④4K縦画面:横2160ピクセル×縦3840ピクセル

 ここでは、4K縦画面:横2160ピクセル×縦3840ピクセルで進めていきます。


⑤基本的なデザイン・パターン

 ポスターデザインには4つの基本パターンがあります。よく目にするデザインはこの4つの応用がほとんどですが、基本を展開して斬新なデザインにも挑戦してください。

①バックグラウンド(背景)と文字によるデザイン
極端な例は、白い背景に黒い文字のデザイン。背景に色を付けたり、模様をつけることで綺麗なデザインに仕上げる事も可能ですが、情報量は少なくなります。

②メイン写真と文字によるデザイン
訴えたいイメージ写真に文字を載せたデザイン。アイキャッチが強く出ます。

③バックグラウンドと写真の配置と文字によるデザイン
写真と文字情報のバランス・デザイン。情報は多く入りますが、インパクトに欠けます。

④コラージュ(様々な要素)によるデザイン
色々は要素をコラージュ(配置)するデザイン。うまくまとまれば効果的です。


⑥アイキャッチを何にするかが、大切なポイント

 ひとつのデザイン・ポスターを見た時に、最初に目に飛び込んでくる要素を「アイキャッチ」と考えましょう。簡単に言えば、どんな要素で人の目を引くか?ということになります。これは制作するコンテンツによって様々なパターンが挙げられます。

■アイキャッチとなる基本要素
①メインタイトル:SALEなどの文字によるアイキャッチ
②メイン写真:オススメ商品などの写真によるアイキャッチ
③デザイン:目を引くデザインによるアイキャッチ
④カラー:目を引くカラーによるアイキャッチ

 アイキャッチはデジタルサイネージの自作コンテンツをデザインする上で、最も重要な要素です。コンテンツが何の情報を発信・配信するかでアイキャッチは変わっていきます。これは「②コンテンツのコンセプトを明確に」と「⑫客観的に自作のデザインを見る」と深い関わりがありますので、そちらも参考にしてください。


⑦バックグランドの考え方と応用

 ここでいうバックグランドは、あくまでもデザインの一環としての「背景」です。背景といってもデザイン的な要素は重大で、応用も効く優れた素材です。いくつか効果的な応用例を挙げておきます。

①決まった文字デザインでバックグランドのカラーのみを変更
これは数秒ごとにコンテンツを再生させることでアイキャッチにつながります。

②決まった文字デザインでバックグランドの模様のみを変更
春なら桜のデザイン、秋には落葉のデザインなど、季節や催事ごとの展開が可能です。

③決まった文字デザインでバックグランドのイメージ写真のみを変更
これは②の写真パターンで、季節や催事ごとの使い回しが可能です。


⑧写真選択のポイントと配置の基本

 静止画デザインを自作する上で、「写真」は最も重要な素材のひとつです。良い写真を使うか否かがデザインの優劣にもつながります。写真素材は大きく2つに分かれます。ひとつは自分(プロに発注)が撮ったオリジナル写真。もう一つは著作権フリーの写真素材です。

①オリジナル写真のメリット・デメリット
メリット:具体的な商品をアピールできる。商品のポイントを写真化できる。
デメリット:プロに頼みと高価。自分ではイメージ通りに撮影できない。

②著作権フリー写真のメリット・デメリット
メリット:数多くのイメージ写真からチョイスできる。安価で購入。
デメリット:当然オリジナル商品の写真は無い。(イメージ写真のみなら有効)

 抑えておきたいポイントは写真の解像度です。基礎知識⑥で記載したように、折角の良い写真でも解像度は低いと大きく拡大は出来ません。トリミングも考えて余白の多い高解像度の写真を撮影したり購入することが大切です。


⑨デザイン制作で大切なフォント

 プロとアマチュアで大きく差が出るのが「フォント」の選択です。テキストデザインはほぼ「フォント」で決まるといっても過言ではありません。フォントの選択と同時に考えるポイントは「大きさ」と「色」です。このバランスがデザインを決定する要素なのです。

①フォントの大きさは最大4サイズ以上使わない
伝える情報の重要度によってサイズを調整して、メリハリを出す。

②フォントの太さを工夫して使う(英語フォントと日本語フォントの違い)
フォントの要素は文字のデザインだけでなく、太さによっても見え方が変わる事を考慮。

③フォントは最大4種類以上使わない
美しいデザインほどフォント種類は少ないものです。用途に合わせた最小限の選択をする。

④フォントの色は最大4色以上使わない
背景や写真とのバランスと考えて、フォントの色は見やすく工夫する。


⑩カラーバランスがデザインを決める

 カラーが人に与える印象は大きな力を持っています。明るく目立つ原色、優しいパステル色、インパクトのあるビビット色、落ち着いたグラデーションなど、色の表現はデザインとって欠かせない要素です。カラー配分で気をつけたいポイントの一例です。

①カラーのぶつかり合い
多くの色の使いすぎにより起こる「色のぶつかり合い」を避けましょう。

②全体のカラートーンと考える
カラフルなデザインは別として、キー・カラー(基本的は色味)を設定しましょう。

③背景、写真、文字のカラーバランス
最も見せたい色を優先し、他の色は控え目にすることが大切です。

④デジタルサイネージは広告です。目を引くカラーカラーバランスを。
遠くからも目立って、認識できる上品なカラーバランスを心がけましょう。


⑪ディテール(細かい部分)を調整

 一通りのデザインが終わったら、細かなディテールを修正することで、作ったデザインがより一層素晴らしいコンテンツに仕上がります。

①テキストデータのディテール
背景や写真によって、文字情報が見づらい場合は、シャドーや輪郭を付けましょう。

②写真のコントラストや色合い
背景やテキストデザインのバランスで、写真のコントラストや色調整をしましょう。

③カラーの使い過ぎで、デザインがうるさくないか確認しましょう。
背景やテキストで多くのカラーを使い過ぎていたら、シンプルなカラー配分へ修正。

④テキストに不要は言葉が無いか確認
丁寧に説明するより、ダイレクトに伝えたいワードに絞りましょう。


⑫客観的に自作のデザインを見る

 デザインが完成したら、客観的に見る習慣をつけましょう。苦労して完成させたデザインには、喜びや愛着が湧くものです。しかし広告は、自己表現の作品ではなく、商用デザインという製品です。目的はその広告を見て関心を持ってもらい、「来店」「購買」「リピーター」へとつなげる戦略です。お客さまの目線でデザインを見直しましょう。できればデジタルサイネージに実際にコンテンツを入れて確認することが大切です。

■客観的な見直しのポイント
①ある程度の距離でもデザインの内容が把握できるか?
②タイトルの文字等は小さすぎないか?
③数秒見ただけで、広告の内容が把握できるか?
④お店のイメージとデザインがかけ離れてはいないか?

 以上の点を確認して問題なければ、優秀なデザインと言えるでしょう。アイデアや技術的な問題、制作時間の短縮などは、経験を積めば解消されていくはずです。


自作デジタルサイネージの作り方【 基本編 】のまとめ

今回は静止画をベースに、デザイン制作で押さえておくべきポイントを確認しました。
あなたのセンスを生かした素敵な自作デザインンに挑戦してください。
今後の「初級編」「中級編」「上級編」では、より綺麗に仕上がるポイントも解説していきます。
みなさまの自作コンテンツのヒントや参考になれば幸いです。

自作デジタルサイネージの作り方【 応用編 】の予定

静止画デザイン制作【 初級編 】 COMING SOON

静止画デザイン制作【 中級編 】

静止画デザイン制作【 上級編 】

スライドショー制作【 初級編 】

スライドショー制作【 中級編 】

スライドショー制作【 上級編 】

動画コンテンツ制作【 初級編 】

動画コンテンツ制作【 中級編 】

動画コンテンツ制作【 上級編 】

乞うご期待!

※デジタルサイネージの作り方【応用編】は会員のみの閲覧になります。


撮影や編集など、よりコンテンツ制作に必要な知識や情報などは、
制作ブログ09「デジタルサイネージの映像制作に必要な知識」も参考にしてください。


ピクトパスカルのデジタルサイネージ・コンテンツ・コレクションや
デジタルサイネージ運用のアイデア「社会の窓」も、自作コンテンツの参考にしてください。

デジタルサイネージのコンテンツ、デザイン・コレクション